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いまさらながら「なぜお坊さんになっているのか」

過疎四苦八苦

いまさらながら「なぜお坊さんになっているのか」



今更何をと思われそうですが 君は「なぜお坊さんになっているのか」と自問しています。

この問いはお坊さんに限ったことではなく どなたにも必要な問いであると思います。

私は「仏法を広めるためにお坊さんになった」と思っていましたが どやらピント外れだったようです。

「文章はいい、論旨も明確だ、だがテーマがない」。村上春樹さんの著書『ピンボール』にでてくることばだそうです。

「なぜお坊さんになっているか」という問いの答として 「仏法を広めるため」と答えたとき そこにテーマはどのようにあるのでしょうか。

テーマとは動機であり使命であり 物語です。

どうにもならない苦悩に寄り添い いっしょにお話を聞くことが私のテーマであるはずですが ピンぼけになっていたのです。

世襲習慣とか平和ボケのような環境の中で テーマを見失っていました。

このように右往左往しながらでも 私はお坊さんであることを目指します。