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過疎四苦八苦
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現地で禍を知る

過疎四苦八苦

現地で禍を知る



先日お客さまを案内して温泉津温泉の旅館に出かけ 夕食をいただきました。

そのときの温泉街は 不気味なほど静かでした。

旅館の隣にある食堂の中に見えるお客さんは3人。通りの様子を見に出られた隣の旅館の主人らしき男性が1人。

いつもなら温泉客や地元の人々が往来される通りに まったく人影がなかったのです。

お邪魔した旅館では どうやら当日の客は私たちだけ。ご主人が「いつになったらお客さんがお見えになるのでしょうかねえ」と弱弱しく尋ねられたのは憐れでした。

飲食店や旅館の客足が途絶えたことは聞いていましたが 同じ現実を見ていると闇の深さがよくわかります。

「一通りワクチンが終ったら」と慰めにもならないことばを残して帰りました。

その場に立って その身になって共感することの意義を あらためて思っています。