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過疎四苦八苦
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世の中にはどうにもならないことがあります

過疎四苦八苦

世の中にはどうにもならないことがあります



階段から転落して 頸椎損傷で寝たきりになられたお方のお宅にお参りしました。

入院治療中にはかないませんでしたが 久しぶりにお目にかかることができました。

なつかしさもあり ベットのそばに行って「いかかがですか 今日はお参りに来ました」と声掛けしました。

目を閉じたまま まったく無表情で無言でした。

しばらくそばに立っていましたが 「話したくない」というご本人の思いを感じ 「お参りさせていただきます」といってベットから離れました。

「耳は聞こえますか?」「目は見えますか?」と奥さんに確認したら 「出来ます」といわれました。

つとめて大きな声で読経して 「『どうすることもできないと見放されても 私は決して見放さないよ』という約束がナムアミダブツと聞いていますので お話ししておきます」と申し上げました。

どのようにお聞きになったのかわかりませんが 帰りの挨拶をしたときも無言でした。