広報紙を眺めています
私が預かっているお寺の総元締めは 浄土真宗本願寺派(西本願寺)です。
そこには所属寺院全体の活動方針を決めたり 課題を集約の役目をする「宗会」という機能があります。その宗会が発行する 第3号『宗会だより』という冊子が届きました。
地方の行政機関では『議会だより』という冊子が 早くから発行されていますが同じ目的の広報紙です。
今回はコロナ渦による縮小議会で 議員さん22名の通告質問と執行部の書面回答が掲載されたものでした。
自分が暮らす地方の議会では 職業に関係なく地域の課題が中心になります。
お寺の議会では 社会に向かっての課題と お寺の運営面の課題を中心に話し合われています。
継続が困難になったお寺の運営をかけもちする話や IT化を進める話。
死刑廃止とか憲法改定という社会問題への姿勢のこと。
そこで決まる方針は 地方のお寺ごとに実行することになるわけですが容易なことではありません。
議会では基本方針を明確にして 活動は地方と個々のお寺の状況に任せるという規則制定の議論が欲しいと思いました。