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あと5年で

過疎四苦八苦

あと5年で



「あと5年で死にますと話しておられましたが その後どうされましたか」というお尋ねをいただきました。

「死に方の研究」を中断し 再開を考えていたとき「あと5年で」と話を始めたのです。

今から7~8年くらい前のことでした。

「あと5年で死にます」と断定的にお話しすると 多くの人はぽか~んとしたお顔をされ それを話題にすることは楽しいことでした。

人々が口にしない話しができる 高揚感に似た気持ちも捨てがたかったのです。

そんなことを繰り返しているうちに その無意味さを感じるようになってきました。

期限を決めて目標をもつ考え方もありますが まず目標を決めて時間について考える考え方に気づいたのです。

いつ死ぬかわからないから 目標に向かっている今を大切にしようという考え方に気づいたわけです。

「死にます」といっているときには気づかなかったのですが いい続けていたら 死ぬときがきたら死ねばいいという気持ちと 今が大事という思いが芽生えてきていました。

「あと何年」「もう何年」という時間のことが消え 今でもいいし10年先でもという無常の時間と今の一体感が生まれていると感じています。