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過疎四苦八苦
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WASP

過疎四苦八苦

WASP



かなり以前のことですが 司馬遼太郎さんの本に夢中になった時期がありました。

そのころ読んだ1冊に 『アメリカ素描』という紀行本がありました。

その本に「WASP]ということばが書いてあり そのときはじめて「WASP」の存在を知りました。

「ホワイト」「アングロ・サクソン」「プロテスタント」の頭文字を組み合わせたことばで 私流の理解では「血統書付きのアメリカ人」という特権階級意識を持つ人を指すことばのようでした。

この意識は今でも 一部のアメリカ人には根強く息づいていることを感じます。

そのWASPの話のことをいま思い出したのは 浄土真宗に親しむ人には共通したアイデンティティーがあるのではないかと考えていたからです。

外見ながらユダヤ教徒とかイスラム教徒などに感じる アイデンティティーがあるのではないかと考えているからです。

浄土真宗では 教えを真剣に聞いて生活されている人々を「妙好人」と呼びます。

それもアイデンティティーではありますが 特権とか階級意識とか特異な生活スタイルはありません。

浄土真宗の教えから特権階級意識が生まれることはありませんが 篤信の人にはかすかな信念とか自立心のようなものは生まれているのではないかと思っているのです。