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過疎四苦八苦
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石に刻まれた文字

過疎四苦八苦

石に刻まれた文字



山中に高速道を通すため 山裾にあったお墓を移転することになったお方がいらっしゃいました。

その前にお参りしてほしいといわれ 念のために長靴を履いて出かけたのです。

あらかじめ草刈りやぬかるみの修復はしてありましたが つくづく「長靴でよかった」と思いました。

かって田んぼであった場所の奥に 二基の立派な墓石が見えました。その一つには 「陸軍〇〇 勲〇等〇位」という肩書が彫られたお墓があったのです。

これはかっての大戦の戦没者のお墓なのかと思いましたが 昭和10年に70歳過ぎてお亡くなりになったという文字があるのです。

これはお亡くなりになったご本人の 生前の肩書と功績でした。

そんなものを彫った墓石を見かけることが少なく 少し奇異に感じましたが ご家族の思いだったのでしょうか。

肩書も功績もこの世の人生の記録。お浄土のお土産にはならないと思うので 断捨離をお勧めしますよ。