君たちはどう生きるか
81歳になる今年そう問われていると感じています。
よくよく考えてみると この問いは若い人だけに向けられたものではないのです。
高齢になったとしても 「その生き方でいいの?」という問いかけはあるのです。
いやいや その時々に問いかけられるものだと思います。今までにもあったはずなのに なぜか気づきませんでした。
原因は「今年は何をしよう」とか「目標は何にしよう」という目先のことばかりに目が向いていたからです。
「どう生きるか」という問いは 自分の一生の方向に向けられた問です。周囲の目にさらし 評価される生き方のことです。
「家族の幸せのために お金を儲ける」という生き方 「自分を磨くために自己啓発を重ねる」という生き方。
どのような目標を抱えてもいいと思うのですが 目標がない生き方はしないでほしいと思います。
というわけで 「あなたはどう生きるのですか」という私への問いかけには 「仏法に問いながら生きます」と答えています。