ハカと勝負した
試合前に ニュージーランドラグビーチームが行う 「ハカ」という演技が人気になりました。
相手側のチームは その演技にたいして敬意を表するように 一列に並んでじっと見ています。
ところが準決勝で対戦したイングランドチームは 横一列でなく 包み込むような扇型になって迎えたのです。
三角になって演じるハカは この体型を前にするとエネルギーが分散されてしまうようになります。
イングランドチームはそれを狙って陣形を組んだというわけです。
この出来事に対し 連盟という運営組織内部で罰金が検討されているとか。
試合前の儀式と思うのですが これは勝負に向かうチームの戦意とフェアー精神を高揚する手段と認識されている感じです。
イングランドチームには ハカのような儀式はないようですから一方的に迎えるだけになります。
そのために敬虔な迎え方として さらに勝負の序曲として考えることも間違っていないと思います。
ラグビーというスポーツがもつ 勝負の深さを感じました。