身近なことが大事
京都での集まりで考えさせられたことがあります。現実に向き合う姿勢のことです。
前例にしていたことを破るいくつかの試みを実行して 大事なことは身近なことであると気づきました。
たとえば集まりのときにいただくお昼ごはん。どのようなお弁当にするかを考え始めます。
法要について考えると 儀式としてのセットメニュー。宗教に近づいていただくことを考えると その大切さをつたえる話題とか雰囲気の創造。
前例にならわない姿勢で 思いつきをいくつか実行してみたのです。
まず炊きたてのブランド米「ツヤヒメ」と 地元で漬けた漬物 かまぼこのお昼ごはんは好評。
「お代わりをどうぞ」と声掛けしたら お椀をもってお釜のとへころまで行って並ばれる光景まで出現していました。
漬物とかまぼこといういう質素なメニューが ご飯の味を引き立てたようで 故郷のブランド米のPRもできました。
「死に方」あみだくじをして人生の無常を意識していただくなど 会の雰囲気はとても和らいでいました。
何人かの人から「近所の子どもや 孫も連れてきたい」という声が聞けたことは きっと楽しかったからだと思います。
現状はかならず変えることができるという感触をいただいた集まりでした。