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人が変わるということ

過疎四苦八苦

人が変わるということ



先日のお参り先ではお昼ご飯を準備されることを聞いていましたので その予定で出かけていました。

近頃では料理屋さんから仕出しの料理を取られる傾向になりましたが その家ではすべて家で作られたご馳走でした。

その料理が 仕出し料理の定番とは違い 工夫を凝らしたプロの料理なので驚きました。

食事の途中で 「今日の料理は 全部息子が作りました」とお父さんにいわれ またまた驚きました。

思わず「息子さんといえば あの茶髪にしていた息子さん?」とお父さんに尋ねたのです。「そうです。中学生のとき茶髪にしていた息子です」というお答え。

中学校を卒業して 自分の意志で働きながら定時制高校に通い 調理師になったと話されました。

すべての料理を出し終えて座敷に顔を見せてくれた息子さんと話しました。

すでに30歳を過ぎて 子供もできてすっかりいいお父さんになっていました。かっての茶髪少年が ここまで変化することなど当時は予測できないことでした。

中学時代から喫煙までしていた息子の将来を案じていた両親にも この変化は予測できなかったと思います。

「夜間の定時制高校で勉強したい」といい出した息子の意思を尊重して 世間体を捨てて応援していた親がいたことも この変化と無関係ではなかろうと思いました。