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過疎四苦八苦
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手入れのたのしみ

過疎四苦八苦

手入れのたのしみ



梅雨入りを前にして 二日前から境内の庭木の刈り込みが始まっています。

松やツツジ 山法師や藤棚など手間が掛かる仕事をしていただいています。

父親が元気だったころ この仕事は父親の仕事でした。

好きでもあったようですが 数日間梯子に登って作業をしていたことを思い出します。

一度だけ「将来のために憶えておくといい」といわれましたが 「そのうち」といって手伝いはしませんでした。

今ごろになって 植木や花の手入れのおもしろさを感じるようになってきましたが すこし遅かったようです。

父親が出来なくなってからは すべて庭師さんにお願いしてきました。プロにおまかせしておくと安心でしたが おもしろさはありませんでした。

手間を掛け工夫したように植木や花が育ち 見る人によろこんでいただけますが そのよろこびは庭師さんのもの。

父親がときどきお客さんと一緒に 庭を眺めながら縁側で話していたのは よろこびを分かち合っていたのだと気づいています。