開放された気分になっています
高齢になった人の口から「あと何年生きられるか」とか「終活の準備中」といったことばは切れ目なく出ているように感じます。
今のところそれについて意見をいったり 批判したりするつもりはありません。
私自身はどうかといえば 高齢になって「次第に楽になってきた」と実感しています。
元気いっぱいに働いていたころに比べて 時間の意味が変わった来ています。
現役として第一線で働くころには 時間は自分が持っているモノのように感じていたのです。ところが今では 自分が時間に抱えられていると感じるようになったのです。
もっと違う表現をしたら「生かされている」とか「泳がされている」と感じ始めているのです。
仏教では 時間は「いつまでも生かすよ」と約束しているといいます。
そのことを感じ始めたら 人間の私が終わることを受け止めながら 今を大事に生きることに気づき とても楽になったのです。