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過疎四苦八苦
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誰に何を呼びかけていたのだろうか

過疎四苦八苦

誰に何を呼びかけていたのだろうか



いままでお寺の本堂でやっている行事は 布教を目的にした「法座」でした。

ときには 落語会やコンサートのような行事を企画して使うこともありました。

いずれの場合も チラシとかハガキなどで案内をするのですが お見えになる方の顔ぶれは大体同じです。

身近なところに16世帯あって30人の人が暮らしておられますが 20年くらいの間に本堂に入られた方は10人くらいです。

足が不自由になられた人や 日程が合わないこともありますが 寝たきりになってはおられるわけではありません。通院や通学 仕事には行っておられますから 外出は出来るのです。

休日の使い方もそれぞれ違いますが その選択肢にお寺へ来ることが選ばれないのです。ふりかえって見ると その理由を考えようとしたことはありません。

いまあらためて地域とお寺の関係を見直したら お見えにならない人々にとってお寺は必要でないことがわかりました。

想像も出来ないフレンチのフルコースを 「美味しいですから ぜひ召し上がって見ませんか」と宣伝していたようなものです。

 「みんなで一品持ち寄ってお花見会をしませんか」と呼びかけて 「法座の真似事」をすることからはじめてもいいか という思いも出てきました。