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過疎四苦八苦
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心が狭い

過疎四苦八苦

心が狭い



待合室での出来事です。

4人掛けの長椅子に3人男性が掛けていました。

入り口にちかい席には お母さんらしきご婦人を乗せた車椅子を横にした40歳代の男性。その隣に私 一番奥側に50歳代の男性が掛けていました。

待合室が狭いので 車椅子が動くたびに 入り口ドアの自動ドアのセンサーが感知してドアが開くのです。

見かねて「変わりましょう」と男性に声をかけて立ち上がりましたが 丁寧に断わられました。

間もなくその方は奥の部屋から呼ばれ 奥に入られました。

用が終わってお二人が再び待合室に戻られたとき それまで一番奥側に座っていた男性が立ち上がり 「どうぞお掛けください」と声を掛けました。

「ありがとうございます」と お礼をいいながら 付き添いの男性は立ち上がった男性と変わられました。

帰られるとき ご婦人は「ありがとうございました」と席を変わった男性に声をかけて待合室を出られました。

最初に声をかけたのは私でした。それは忘れてられたのでしょうが 私の方に顔も向けずにお帰りになったことで 「小さな善意」を押し売りしてこだわっている自分を教えられました。