「心に汗をかく」
かなり前になりますが 矢沢永吉さんが書かれた『成り上がり』という本を読みました。
CDを買って 矢沢さんの歌を聞いていたころのことです。
昨日たまたまカーラジオで 女性の漫談師がその本の書評をしておられました。
その中で「心に汗をかく」ということばに衝撃を憶えたと話されていました。
「心に汗をかく」。
逆境から立ち上がり 襲ってくる難題から逃げないで 矢沢ロックの領域をつくりあげた矢沢さんならではのことばです。
気持ちの中に残っていたそのことばは 私の心の中では別なことばになっているように感じています。
考えごとをしていて一つのアイデアを思いついたとき 最近ではそれをなんども角度を変えながら問い直しているのです。
いったんは否定して 面倒でも別のアイデアを探すこともあります。
「思いを練る」という作業なのですが 私にとっては「心に汗をかく」作業をしていると思っているのです。