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お寺でも過疎対策をするのですか

過疎四苦八苦

お寺でも過疎対策をするのですか


宅急便を配達してくれる人の中に 送り状に書かれた発送元と中身を口頭で読み上げるお兄さんがおられます。

親切といえば親切ですが 周囲に誰かがおられても大きな声で読んで下さるので お客さんに筒抜けになってしまいます。知られて不都合はないのですが 「要らんお世話だよ」と思うことがあります。

先日本願寺の寺院活動支援部(過疎地域対策担当)という部署から「お香」が送られてきました。

配達に来られたお兄さんは 例によって大きな声で読み上げた後 「お寺でも過疎対策ということをしなければならないのですか」と質問してきました。

「お寺にも過疎対策は必要ですよ。隣のお寺も その先のお寺も あの町のお寺も住職がいませんよ。過疎で後継者がいないからですよ」と話しました。「そういえば 無人のお寺への配達物は留守番のお寺に持って行っていますねえ」と 過疎の現実を理解してくれました。

続けて「どんな対策をするのですか」と質問されたので 「いろいろですが 過疎は止まりません」といって 話を打ち切りました。一口に過疎対策の妙案などあるはずもなく 突破口はまだ見えていないのです。

私に出来る過疎対策は 仏法の灯をLEDに変えることです。

新しい電球に取り替え 行き詰まった社会を明るくする光に変えることだと思っていますが 立ち話で理解していただけそうもないので止めました。