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過疎四苦八苦
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第一ボタン

過疎四苦八苦

第一ボタン


「第一ボタンの掛け違い」という例え話があります。

シャツを着るとき 最初のボタンを 本来かけるボタン穴でないボタン穴にかけたら 後のボタンの位置がすべて狂ってしまうという例えです。

昨日のニュースで 僧侶が立ち上げた電力小売り事業の話がありました。特に興味があるわけではありませんが その話にはどうも「第一ボタンの掛け違い」があるように感じているのです。

商売の始まりは 需要があって始まるものだと思います。困っているものとか便利なものを紹介されたら欲しくなるのですが 不要なものは買いません。

次に日常の必需品なら安いものが欲しくなります。電力会社でなくても電気の販売が出来るようになって たくさんの業者が出現しました。そして「わが社と契約したら 今までの電気料金より節約になります」といって売り込んできます。

その売り込みをお寺でやろうという趣旨と理解しているのですが お寺の活動目的にそぐわないと思っているのです。

地域の門信徒さんの暮らしに少しでもお役に立つような活動をすることはムダなことではありませんが 過疎地に必要なことは生活費のコストダウンではなく 人と人との繋がり合いです。電

気の小売業は その基本からずれているように感じるのです。