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過疎四苦八苦
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つい 口にしたこと

過疎四苦八苦

つい 口にしたこと



お参りが終わり 玄関先まで見送りに出て下さった家人から 「私たちは法事のやり方などがまったくわかりませんので これからもよろしくお願いします」といわれました。

どうしょうかと 一瞬ためらったのですが思い切って 「今日のような準備をされたら十分です。 ただお仏飯をお供えされることは大事ですね」と 傷つかないようおだやかに話しました。

お仏飯がお供えされてなかったように見えたのです。

「ああ そうですか。お供えしていたのですが 盛り方が少なくて見えなかったのですねえ」といわれたのです。「朝 ご飯を炊いて 真っ先にお供えしたのですが 量が少なくて見えなかったのですね」と 重ねていわれました。

つい 口に出していってしまったことを後悔しながら 「上品に盛られたのですね。もう少し多めの方がよかったと思いますよ」と話ながら 「如来様は 多めがいいようですから」といった方がよかったかなあと思ってもみました。

仏壇の掃除も行き届いていたし お花もロウソクも新しくされていて お仏飯のお供えが抜けることはないと思いながらも 座った位置からは見えなかったのです。

結果としては念押しになってしまったのですが お互いが気まずい思いをしなかったことで 遠慮なく話し合える関係になれたのではないかと思いました。