ビートルの生産が終わるそうです
ドイツのフォルクスワーゲン社の小型車で ビートルという丸っこい形をした車があります。生産開始から70年以上作り続けられたという車でしたが 来年で生産を終えると発表されました。
この車はとても特徴がある車でした。たしかポルシェ博士がつくった車ということですが 水に浮くほどの機密性とか空気抵抗が少ないスタイルや 当時としては燃料消費が大変少ないことがウリでした。
また珍しい空冷エンジンの車で エンジンは後についていました。社用車の一台がビートルであったため ずいぶん乗りましたが乗り心地がいい車とはいえませんでした。
モデルチェンジのたびに改良が加えられていたようですが 変化しつつも独特のスタイリングは保たれて フアンのこころを掴んでいたように思います。
という回想はともかくとして 変化する基準ということを考えさせられた発表でした。
車は利用者の生活とか製造の技術や環境の変化などによって 適応という変化を続けやがては消滅にいたるのです。
自分の一生について同じように考えてみたら 自分という車種(?)は年齢とともに適応の変化を続け やがて死滅しますがその年月は平均で80年程度。
その間 自分を改良している基準はいったい何だろうか考えておくことが大切だと思います。