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過疎四苦八苦
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ことばで理解しことばが生かしてくださる

過疎四苦八苦

ことばで理解しことばが生かしてくださる


考えることも何かを理解することも ことばを使わないとできません。

あるときお参り先で お仏壇の中心に掛けてある絵像を指して 「あの絵のお方は誰と思われますか」とたずねました。

その方はしばらく考えておられましたが 「お釈迦様」と答えてくださいました。浄土真宗のお仏壇で ご本尊は阿弥陀如来さまの絵像でしたが おそらく阿弥陀如来ということばになじみが薄かったのだろうと感じました。

それでも神様とかキリストさまといわれなかったのは 神様もキリストさまということばをご存じなかったのではなく ことばは知っておられた上で「神様でもキリストさまでもない」と理解されたからだと思います。

長い間のお寺とお付きあいをしてくださったので 自分の家の宗教が仏教であることはご存知だったのです。

仏教に限らず 宗教にふれるためには ことばが必要です。ことばが伝えようとしている如来の意思と働きが伝わらなくてはなりません。

ことばの説明を聞いて理解できたとしても それで癒やされることも生かされるよろこびをいただくことは出来ませんが やはりことばを耳にしておくことは大切です。

生活の中で生じた行き詰まりとか絶望 深い悲しみを抱えたとき かねて耳で聞いていたことばと重なって 働きが届くときが必ず来るからです。