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過疎四苦八苦
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取引き

過疎四苦八苦

取引き


「司法取引」が始まるそうです。以前からその先進国であるアメリカの取引は話題になっていて、おもしろい制度だなあと思っていました。

仲間を裏切る代わりに、自分の罪を軽くしてもらうという制度の思えます。あるいは事実を白状して捜査の手間を減らす代わりに、罪を軽くしようという制度なのかも知れません。

これからいろんな事件の捜査で、司法取引が行われると思いますので人間の本性がどのようなものか見えるようで興味があります。

取引が始まった日の新聞で、星新一さんの短編小説のことが紹介されていました。

悪魔がやって来て、「死後に地獄に行く代わりにこの世での願いを叶えてやるが」という取引の提案を受けるのです。

決めかねていると天使がやって来て、「死後には必ず天国に行かせるから、自分の願いを聞きなさい」と提案されるという『お願い』という作品があるのだそうです。

悪魔の提案を受け入れるのか、それとも天使の願いを無条件で聞き入れるのか。人はいつでもそんな提案を受けて決断を迫られているのだと思います。

私は自分の願いを叶えようとして、悪魔と取引しているのではないかと思えてきました。