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過疎四苦八苦
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医師の話

過疎四苦八苦

医師の話


お世話になっている職員さんのご主人は 長い間療養生活をしておられます。現在も何度目かの入院中です。

難病で回復ははかばかしくないようで ご家族として大変心配しておられます。

治療による薬害とか体力の低下などにより 副作用も現れ始めていることもお聞きしました。

そのお方は海が好きで とくに釣りが大好きだそうです。
そのことを主治医にもお話しされたのでしょうか。ある時 医師から「釣りを教えてほしい」といわれ 医師から一日の外泊許可をいただかれたそうです。

その医師が 自分が釣りを教えてもらうために 難病の患者さんの外泊を許可してまで連れ出されたとは思えません。

​患者の心を察し 生きる意欲を維持していただくための口実ではなかったかと思います。

釣りをしながら あるいは道中でお二人はどんな会話を交わされたのでしょうか。

​難病患者と医師の間に あたたかい思いが満ちているお話として聞かせていただきました。