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過疎四苦八苦
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流れを読む

過疎四苦八苦

流れを読む


100手先まで読むといわれる将棋界の羽生永世七冠が 将棋に対する変化を問われたとき 「変化といえば 流れを読むようになったことです」といわれました。

次の一手のために 差し手を考えるのが勝負の原則でしょうが この一局全体の流れを読むようになったといわれたのです。そのことば通りに 解説者が予想すらできない一手が飛び出すことがあるようです。

偉大な実績をもつ方の発言で その真意が読み切れたとは思えませんが なんとなくわかるような気もしています。

人生も終盤にさしかかると 若いころと同じようにビジネスでの成功とか幸福の追求のために過ごしてきた日々の生き方は変わります。

やがて終わる人生にとって 今何をすることが大事なのかという思いが出るからです。そして今までの生き方とは違った生き方へ思いが向くのです。

そのときどのような方向に思いが向くのでしょうか。誰もが同じ方向に向くことはありません。

老後を楽しみたいという考えでの暮らしを目指す人 お世話になった地域のためになにかお役に立ちたいと思う人など様々でしょう。

羽生さんのことばを人生を一局にたとえるなら 流れの読み方にもいろいろあるのだから 変化して学ばなければならないのです。

失敗も成功も繰り返しながら学び 「将棋をやっていてよかった」といって人生を終える流れが語られたように感じました。