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過疎四苦八苦
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役割忌避

過疎四苦八苦

役割忌避


欠員ができたのであらたにお寺の総代をお願いすることになりました。小さな集落にあって門徒さんが少ないお寺なので、動いていただける人といってもそんなに数多くおられません。

その中で、この人にと心当たりをつけてお願いするのですが、自治会の役があるとかいろいろな理由をいって引き受けていただけないのです。

要請を受けたお方は特別に多忙な仕事ではないことは薄々ご存じであると思うのですが、とにかく役をもつことを避けたいという感じで固辞されるのです。

将来に希望があることの役目なら手柄になることもあるのでしょうが、夢がもてず衰退の一途をたどるお寺の役目だから忌避したくなるのかも知れません。

そのようなやりとりの場に同席し、依頼する総代長の心中を推測して、仕方なしに役に着いてもらうのではなく、奉仕の思いが生まれるように舵取りが出来ないことを悲しく思ったのです。

気持ちを切り替え、このような役割忌避の表示は、変革への応援メッセージとして受け止めようと思います。