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過疎四苦八苦
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いろいろな時間

過疎四苦八苦

いろいろな時間

久しぶりに鷲田清一さんが書かれたコラムを読みました。

鷲田先生は臨床哲学者といわれるお方で、私たちの身の回りで生じるテーマを哲学される先生です。かって何冊か先生の本を読んだのですが、内容は憶えていません。

先日のコラムで、ひとつの時間で生きることは楽しくないというお話しをされていました。

管理された組織の中で過ごし、そのあと同僚などと一杯呑む時間。その時間とは別に、帰宅後に家族と顔を見ながら話し合う時間、休日には自分の趣味に時間を使うという暮らし。

どちらにも全身で取り組むという時間をもつことが大切だといわれていました。

寝食を忘れてひとつのことに取り組むという瞬間も必要なことです。そればかりを続けることは出来ないことなので、どちらも自分の時間だといえるような課題を用意しておくことをすすめられていたのです。

私はいくつかの時間を重ねながら暮らしています。

縦に流れる時間としては社会福祉の仕事時間、お寺の仕事時間、そして横に流れるような時間としてマーケティングという仕事時間、伝え方研究の仕事時間です。

あれこれ手を出してどれもが中途半端な仕事にならないようには注意していますが、俯瞰してみるとひとつの時間になって見えます。

鷲田先生がおっしゃるのは、あれこれに費やす時間を繋ぐことでいい仕事が生まれ、楽しく生きられると読ませていただきました。