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過疎四苦八苦
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炊くほどは

過疎四苦八苦

炊くほどは


「焚くほどは 風がもてくる 落葉かな」
良寛さんが、「高給で迎えるから仕えないか」と誘われたとき、お返事に詠まれた句と聞いています。

我が家では落ち葉焚きをしませんが、毎日落葉をいただきます。風がこの場所に集めてくれるのです。

この句は、自分の暮らしに必要なものは、風が運んでくれているから十分ですという良寛さまの心境です。

いつの間にか「足を知る」という暮らし方を見失いつつある私たちに、「その考えでいいのかな?」「その暮らし方はしんどくないかね?」と気づかせてくださる句です。

木枯らしの季節になって、当分は落葉の掃除が続きます。

この句を口ずさんで、自分を振り返ることも大切です。